「直島の近くで散骨をしたい」という女性のお手伝いをしてきました。
海洋散骨はまだまだ一般に浸透されてなく誤解を招くことがありますが、香川県では「節度をもって行えば、問題はない」との見解を出してくれています。
⇒瀬戸内海の散骨について ←2016年4月28日に確認したところリンク切れになっていました。
こちらに東京都福祉保健局の見解が出てましたので参考にしてください。⇒散骨に関する留意事項
お話を聞くと、お骨は女性のお友達のスペイン人、将来日本で住みたいと願っていて直島や屋島の観光にも来ていたそうです。
5年ほど前に亡くなり、スペインでの散骨を終えてご家族が好きだった日本にも、とお骨を女性に託したのだそうです。
出発前にそんなお話しを聞いて、今回は直島近辺と、屋島の近く2箇所での散骨を提案、それから思い出の場所を船から散策することにしました。
高松港には海の貴婦人と称される海王丸が接岸され、その華麗な姿を見せていました。
直島での散骨。
真っ赤なバラの花びらが海面を鮮やかに変えました。
持ってきたスパークリングワインとお骨も海へ。
思い出に残っているカボチャを海から鑑賞。
赤カボチャは岸に堤防があって海から見えにくいのですが、今日は大潮の満潮ともあって海からキレイに見えました。
スペイン人の彼はこの瀬戸内海や島々を、とっても素晴らしい場所だと語っていたようです。
そんな瀬戸内海へ戻って来られたのは本当によかったです。
あらためて瀬戸内海が素晴らしい場所ってことを教えていただきました。
男木島灯台を眺めながら屋島沖へ。
ここでもバラの花とスパークリングワイン、スペインのお水を添えて散骨。
汽笛を鳴らし別れを告げて高松港へ。
先日来冬型の天候が続き荒れた海で心配していましたが、今日はとっても穏やかな海でした。
今日は、彼の好きだった瀬戸内海を、彼と同じように彼女に感じていただけたように思います。
いろんなお話しを聞かせていただいてありがとうございました。
少しでもお役に立てたことを嬉しく思います。