船の安全性向上と、広いデッキやフライングブリッジなどお客さまに喜んでいただけるように船の取替えをすることにしました。
今日は、早朝から新しい船の回航で広島県廿日市市に向っています。
初めて乗る新幹線さくら、外観も機内もまるで飛行機、福山城って駅前にあったのですね周辺の景色がとってもキレイでした。
8時26分廿日市市に到着、M本さんに送ってもらい県営桟橋へ。
M本さんから音頭の瀬戸までの航路を教えてもらったり、船の引継ぎをして9時半に県営桟橋を出航。
見送ってくれたM本さん、長年付き合ってきた船との別れを辛そうにしていました。
M本さん、大事に乗りますんで、ご心配なきように。
今日の天候は晴れたり曇たり、西の風強く波は50cm~1m、午後からは風もしだいに強くなるとのこと。
さすがに広島県、目の前にはカキの養殖イカダが一面に張られていてぐるっと迂回。
高松まで約180km、一抹の不安はあっても一旦海にでると気分は爽快。
M本さんに教えてもらったおかげで音頭の瀬戸まで順調に来られました。
60mの水路幅、大型船の往来もなく無事に通過。
来島海峡が近付くにつれ海は荒れてきます。
そんな折、伊吹島の北まで来たところ突然計器パネルの水分離機に警告ランプが点灯。
燃料系統では燃料が減るにつれタンクに溜まった水分やゴミが混じってくるので心配はしていたところ、どうすりゃいいのか分からずWorksの大将に電話。
何とか電話が繋がり指示を仰ぐ、航路を離れて指示されたように水分離機の下にあるコックを緩め水を排出すると警告ランプも消えた、ホっ(^^;
こんな荒れた海での漂流はかなわんからなぁ、大将にはベリー感謝やなぁ。
その後、庄内半島を越え高見島を過ぎるころには波はしだいに収まり、無事に見慣れた瀬戸大橋も通過。
マリーナ到着は14時半、出航からちょうど5時間。
警告ランプと荒れた海況には冷や汗をかいたが、おおむね順調に回航することができました。
M本さん、Worksの大将ほか、回航直前まで船の整備をしてくれた方々に感謝です。
お疲れさまNEWFURUNET号、塩漬けになった船体を洗い流しキレイになりました。
NEWFURUNET号は、2015年2月初旬運行開始予定です。
どんな船になるのか、お楽しみに!