船の定期的なメンテナンスを施すことが快適なクルージングにつながります。
ということで、今回は船の船底塗装です。
ユアクルーズの船は海藻やフジツボなどが付着しないように年2回夏と冬に船底の掃除と塗装をしています。
クレーンで陸上へ、
高圧洗浄機で付着している海藻やフジツボを取り除きます。
一晩乾燥後、2時間ほどをかけて船底塗装、使用するのは自己消耗(研磨)型といって海水につけると塗膜が溶け出し、海藻やフジツボを付きにくくする塗料、使用する機会が少ないプレジャーボート用です。
その他に海水との摩擦により溶け出し効果を発揮する塗料があります。こちらは頻繁に使用する船に使用されます。
いろいろ種類を使ってみて、現在の塗料を4kg缶一個、年に2回(通常1回)使用することにしています。
プロペラ、プロペラシャフトにもペラクリンといって回転によって付着した藻やフジツボを除去する塗料を塗ります。
今回は電食防止用の亜鉛ジンクも新しいものに交換。
ハル(船体の横部分)もワックスをかけて接岸時に着いた汚れや傷などを落とし、ピッカピカになって完了です。
快適なクルージングを体感していただくためにメンテナンスは欠かせません。
夏場を迎え、快適、安心、安全なクルージングをお届けいたします。