園の州物語り

丸亀市沖の本島と広島の間には園の州という浅瀬があって干潮時には陸地となるところがあります。

園の州

もうかれこれ35年前、本島で住んでいたころ近くの電気屋さんによくしてもらっていて、その奥さんからの手作り人形を貰っていたのが出てきたのです。

それで園の州にまつわる悲しい話を思い出しました。

園の州の赤貝人形

この赤貝のお姫さまと、その物語りはこうです。

昔塩飽本島の福田浦に、福田又次郎という悪い庄屋がいて、高い税を取り立て、村人たちを苦しめていました。

あまりにも過酷な仕打ちに憤った村人たちは、三月の桃の節句に庄屋をだまして潮干狩りに誘い、潮が引くと沖に広々とあらわれる大きな白州に連れ出しました。

潮干狩りのあと白州の上で大酒宴をひらき、みんなで庄屋に酒をすすめて酔いつぶし、船を連ねて逃げ帰りました。

庄屋の美しく心優しい一人娘お園は、父が置き去りにされたことを聞き、大変悲しみ、大きな松が生えている岩の上から父のあとを追って海にとびこみました。

以来村人たちはこの松を「こがれ松」沖の白州を「園の州」とよび、本島ではお園さまの霊をなぐさめるためでしょうか、おひな祭りを桃の節句にしないで、八朔の日にするようになりました。

園の州にいる美しい形の赤貝がお園さまの生まれ変わりのようにように思え、心ひかれて人形に作ってみました。

赤貝人形お園さま由来

私も園の州へは小さかった子供を連れて行ったり、貝掘りをして楽しみました。普通は潜らないと採れないミル貝がいて、貝の口を探して泥の中へ手をつっこみ採ってました。

大潮の干潮は朝夕で、夕方子供を連れて行った私は貝掘りに夢中で潮が引きボートが陸に上がってしまったのを知らず、仕方なく潮満ちを待っていたら暗くなって家族や近所の人達が大騒ぎしてたことがありました。そのころは携帯電話なんて陰も形もなかったですからね。

園の州へは船外機付のボートが適してます。

どうしても行きたいって方はゴムボートがありますのでお貸しできますよ~。

ゴムボートで上陸

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